FLASHでチャットをつくってみる つづき

MX2004でさっそくいろいろいじってみたのだが、第1印象として「非常にわかりやすい」と思った。
VBとかを軽く使ったことがあるからかもしれないがGUIの設計とActionScriptとかのコーディングがむすびついてて、勉強すればすぐある程度はわかるんじゃないかなと思えた。
(とはいっても実際相当奥が深いのだろうけど・・)
普段eclipseでせこせことコーディングしてるのと比べるとだいぶ違うなと思った。
eclipseも非常に優れたJava開発IDEだとは思うが、それでもやっぱりJavaはそのあたりが他の言語(ASPFLASHなど)と比べるととっつきにくい点なのかなと思ったりもした。
J2EEでWEB作る時とか全部うまく動いてじゃないと画面を見れなかったりするのでなかなかつらいところが多い。


でWEBとか参考にしてActionScriptを書いていったのだが、作ってて初めてFLASHの利点を理解した感がある。
単なるアニメーションソフトに毛が生えた程度と思っていたが、やはりリッチクライアントってのは便利だなあと痛感した。
直接的に非常に利点を感じたのは以下の点である。

  • クライアント側で値を保持できる
  • 画面情報を読み込みなおす場合に、変更したいとこの情報だけとりなおしてくればいい



普段Javaでのweb作成をしてる時とか、ちょっとアクロバティックな画面動作とか実現するのにJavaScriptとかで細かくいろいろやらないといけなかったりで試験も大変だしで苦労するのだが、FLASHだとクライアント側で値を保持したりしてクライアント側だけで処理できちゃうことがだいぶ増える。
あとHTMLだと画面の一情報を読み込みなおす時とか画面自体をまるまる再読み込みして再生成しなおさないといけないが、FLASHだと該当の情報だけの通信でよく、再描画もその項目だけでイイ。
これはこれからの時代来るなと感じずにはいられなかった。


サーバー側のPHPも、PHPは初体験だったがPerlを軽くいじったことがあったのと、サンプルがあったのとで比較的に楽にできた。
これも、コンパイルやらデプロイやら不要だしで楽だなぁ〜と思った。
まあ、これについては大規模な場合は当然その分J2EEのほうが性能などいろいろとメリットはあるのでそれぞれかなと思った。


最終的に細かいバグもあったがうまく作ることができた。
実コーディング量は100ステップにも満たないだろうがほぼリアルタイムでのチャットが実現でき、HTMLだけでは表現できないような構成も実現でき、非常に満足いくものができた。
普段いろいろとがんじがらめにあってるのがFLASHだと一気に開放された感じで、変な話「夢広がる」といった感じだった。


実際業務でかかわるシステムの場合、端末にFLASHプレイヤーをいれないといけない問題やら、ライセンスの話やら、そう簡単にうまくいくものではないだろうけども、そのうち機会があれば是非業務でもやってみたいと思う。


参考にさせてもらったページ
http://ponk.jp/flash_php/index.php?page=2